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榊さん(広瀬すず)VS高校生・楓(當真あみ)物干し場のキャットファイト、映画『水は海に向かって流れる』本編映像【2023年6月9日公開】

2021年に映像化もされた「子供はわかってあげない」で漫画賞を総ナメにした田島列島の傑作漫画「水は海に向かって流れる」が、主演・広瀬すず、監督・前田哲で映画化。

 過去のある出来事から「恋愛はしない」と宣言するクールな主人公・榊千紗(広瀬すず)がシェアハウスに引っ越してきた10歳年下の高校生・直達(大西利空)との出会いをきっかけに、心の扉を少しずつ開いていく様を繊細に描いた本作。

 本編の中から、直達の同級生役・楓を演じた、當真あみと広瀬すずが対峙するシーンが解禁となった。原作ファンとしても知られる又吉直樹も、心に響いた台詞として、同シーンの「自分の恋愛がうまくいなかないのを、他人のせいにする女にはなるな」を挙げていた。

 楓が、陸上部の練習を堂々と抜け出し、猛ダッシュでシェアハウスに向かうシーンから始まる。榊さんにひかれていく直達に、想いを寄せていた楓としては「榊さんが恋愛をしないなら、僕も恋愛しない」と宣言する直達の考えを、どうにかして変えたいと考えていた…。

 突然シェアハウスの庭にのり込み、榊さんを見つけるや否や「榊さんが恋愛をしないという宣言を撤回して欲しい」と威勢よく直談判する楓。涙をこらえ、胸を押さえながら「ずっとここら辺がモヤモヤするんです! 毎日…24時間!」と訴える彼女に、榊さんは楓の恋心を察したうえで「自分の恋愛がうまくいなかないのを、他人のせいにする女にはなるな」と強く助言。何も言い返せなくなってしまった楓の表情を見て、はっと我に返り、高校生相手にムキになってしまった事を悔やみながらも、楓が自分の思いをまっすぐに伝える姿に、心動かされた榊さん。思わず物干し場でしゃがみ込んでしまう。

 物干し場のキャットファイトに居合わせた直達の叔父・ニゲミチ(高良健吾)と猫のムーは「ニャ~‥」と身をひそめる羽目に。この対決を経て、感情を押し殺していた榊さんに、どのような変化が訪れるのか…。

 本シーンの撮影を振り返り、當真は「榊さんに素直に気持ちをぶつけるシーンは難しかったです。榊さんと楓ちゃんの設定上、私の方から広瀬さんにぶつかりにいかないといけないので、緊張と怖さ、もどかしさでいっぱいでした。でも、前田監督も広瀬さんも、目の前でずっと私のお芝居に付き合ってくださって、とても感謝しています」と語り、やりきらなきゃ‥!という強い想いで幾度もテイクを重ねた事を明かす。

 対する広瀬は、年下俳優との共演はとても新鮮だった…と顔をほころばせながら「當真さんが何度もひたむきにお芝居にトライする姿を傍で見ていたら、心打たれて泣きそうになってしまう瞬間が何度もあって…監督の言葉で自分のお芝居と向き合い、どんどん変わっていく姿はキラキラしていて眩しく、とても素敵でした。現場でぐんぐん成長していく姿を羨ましく思いました」と振り返る。

 週末公開したばかりの『忌怪島/きかいじま』など話題作への出演が続いている當真だが、本格的な芝居に挑戦したのは、長編実写映画としては本作が初。彼女の今後の活躍にも期待が高まっている。

広瀬すず
大西利空 高良健吾 戸塚純貴 當真あみ/勝村政信
北村有起哉 坂井真紀 生瀬勝久
監督:前田哲
原作:田島列島「水は海に向かって流れる」(講談社「少年マガジンKCDX」刊)
脚本:大島里美 音楽:羽毛田丈史
主題歌:スピッツ「ときめきpart1」(Polydor Records)
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 製作プロダクション:スタジオブルー
製作:映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 
©2023映画「水は海に向かって流れる」製作委員会 ©田島列島/講談社

●公式サイト:happinet-phantom.com/mizuumi-movie/ 
●公式Twitter/公式Instagram:@mizuumi_movie

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