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【閲覧注意】カラフトマスが分解され土に還る様子(タイムラプス)

始めに、この動画にはグロテスクなシーンしかありません。
しかし死んだものが腐敗し、分解されていくのは重要な自然の現象の一つです。

産卵を終え、生命力を使い果たし死亡したカラフトマスは川岸に打ち上がります。
野生の鳥獣たちも自然死したマスは不味いらしく、せいぜいカラスが目を突くくらいです。
それらの死体は一体、誰がどうやって分解するのでしょうか?
答えは細菌(腐敗菌)と昆虫(主にハエの幼虫)です。

この動画は自然死したカラフトマスの傍に定点カメラを仕掛け、死体がどのような過程で分解されて土に還っていくか記録したものです。12日も経つと筋肉と内臓は食いつくされ、骨の破片が残るのみとなりました。無数のウジも他の食べ物を求めて散り散りになりました。
おびただしい数のマスの死体は、時間が経てばきちんと分解されるのです。それは野生鳥獣よりも腐敗菌とハエの力によるものが大きいと言えるでしょう。
海から来た栄養は今度、ハエになって空に飛んでいくのです。ハエは他の肉食昆虫やカエル、クモ、小鳥の餌になり、栄養の循環は繋がっていきます。
ただ細菌も昆虫も気温によって活動が左右されるので、気温の低いところでは分解が進みません。

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